えりみ

グラスホッパーのえりみのレビュー・感想・評価

グラスホッパー(2015年製作の映画)
3.3
WOWOWで。
原作未読。120万部も売れている小説なので、
当然読んで知ってるからこの映画みたんだよね?
といわれてる気がしました。
渋谷のスクランブル交差点を千葉で完全再現して撮影!ということと
劇場予告を何度もみた、というだけでは
「結局何の誰の話?」とポカーン(・o・)

肝心のスクランブル交差点の惨劇シーンがいまいちピリっとしなかったのは家のTVでみたせい?
全体的にもスケール感が感じられず。
脳男のほうがまだ迫力あったような。

鈴木(生田クン)を主役と思ってみていたのに、
クライマックスは鯨(浅野さん)と蝉(山田クン)の肉弾戦という
かなり混乱する展開。
トリプル主演ということなのかな・・・
押し屋(吉岡君)なんて分かりやすい名前の人もいるのに
鯨も蝉も名前の由来がさっぱり??
本を読めばスッキリするんでしょうか。
読んでみたいと思えへんかったけど。

話に入り込めなかったため
本筋と関係ないことばっかりに目がいって・・・
・菜々緒の走り方ヘボい・・・高いヒールのせいやんね、まさか運痴なワケナイヨネ
・佐津川愛美ちゃんの腹筋(チラみせ)凄えぇぇ~、登場シーンでは彼女と気づかず。
・公園のベンチに座った生田クンのゴツい背中はひ弱な鈴木のそれではなく、完全に脳男の背中。
・都合1年以上冷凍庫にほったらかしの家庭料理(スープ?)をレンチンして食うのはやめたほうが・・・それを愛と呼ぶのかい?

村上淳演じる岩西のキャラが軽快で良かったのと、
いつものありがちキャラなのに、
今回は全然ヤリ返さない黒石高大が新鮮で良かったです(^^)
バッタがいっぱい出てきます、あとゴキブリも1匹。
えりみ

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