このレビューはネタバレを含みます
ハマり役多くてよかったなと思います。
鯨、蝉、比与子...
槿はちょっとイメージと違った。
原作との変更点は映画化にあたって仕方ないかなと。
2時間の映画にするには、ある程度登場人物とか設定とかがすっきりしてる方がいいんやと思う。
加えて感動できる部分を作るために、鈴木と妻の関係が深く描かれてたり、
蝉と岩西の関係を微妙に調整してたり、
その辺は映画ですからね。
ただ鯨だけは...彼だけは......
「俺の目を見ろ」って言っちゃダメでしょう笑
何故かどーんと気持ちが暗くなって、自然と自殺に追い込まれていくのが鯨の能力なんやから
そういう「今から魔法をかけますよ」的なのはちょっと...
それと椅子蹴っちゃダメでしょう笑
動揺するシーンやけど最後まで自殺させてほしかった。
猫見てにやけてたらダメでしょう笑
人間らしさは少し減らして欲しかった。
そして押し屋がちょっとだけ空気
押し屋を狙ってるのが令嬢だけになったから
あんまり押し屋に目が向いてない。
あとは最後のシーンで「それ大丈夫なんですかねぇ...」て謎の心配が残るという笑
色々んーと思うところはありましたが、
所詮原作厨の戯言でしょう。
映画としては面白かったです。
結末は素敵になってます。