チョク

グッバイ・アンド・ハロー 父からの贈りもののチョクのレビュー・感想・評価

3.0
遠いようで近い、近いようで遠い。
そんな微妙な父子関係をほぼ会話と音楽のみで
シンプルに描いている。
ペン・バッジリーの歌声と演奏力は確かで驚愕ものだった。
レコード店でのボーカルでのトーキングモジュレータみたいな声も器用だなーと思いました。フランク・ウッドの自宅でのセッションは彼の笑顔とともに素敵だった。
父親のトリビュートコンサートでの『ONCE I WAS』は
その場に立ち会ったような錯覚を味わいました。
関係説明がさらりとしてるので、予備知識がないとつらい。
ラストの幼子の笑顔は天使のよう。あれで世の父親は
励まされるに違いない。ロックファンは必見です。
チョク

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