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レヴェナント:蘇えりし者のArkのネタバレレビュー・内容・結末

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

激寒いロケ地で体を張って撮影したディカプリオが凄いのでそこを考えて星は高めに。ディカプリオがオスカーを取った作品。

主人公のクマに襲われて死にかけ、仲間に裏切られ仲間と息子を殺されたのに、復讐の執念と生への執着を捨てず、何もかもが凍りつく何もない極寒の地で、ボロボロの体で必死に生きようとサバイバルする主人公の姿は、見ていて痛々しいが力強い。

ラストで仲間と息子を殺したフィッツジェラルドとやり合うシーンは、本当に殴りあったらしい。ディカプリオの鼻が折れても撮影を続けた結果、このようなリアルな殴り合いシーンが完成した。

本物そっくりのゼリーで作られたレバーを用意していたのに拒否してまで本物のバイソンの生肉を食べたり、極寒の地で凍てつく川に全身浸かったり、クマに襲われるシーンで実際に地面に叩きつけられたり……。とても体を張っていて感服です。もう二度とやらないかもと仰っていたほど…(笑)
全てのシーンがとてもリアルなのは、リアルを追求して、本物の現場&出来る限りノーCGで撮っているから。
ちなみに、実話を基に製作してるけど、実際は息子のくだりはないみたい。
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