個人的に悪環境の中でサバイバルする系映画(しかも実話に基づいちゃっている系)があまり好みではないのでずっと観るのをしぶっていた。
この間までやっていたThe Martian 邦題「オデッセイ 」もその理由で結局見ずじまい。
でも久しぶりに苦しーーーい映画が観たい気分になったので(どんな気分)平日の昼のスカスカの劇場に足を運んだ。IMDbでは10点中8.3の高評価、監督はあの「バベル」「バードマン」のイニャリトゥ。豪華俳優陣も実力派だしハードルは高めだったが、今回のは期待値以下でも以上でもない、期待そのままの作品だった。
特別あっと驚くようなすごさや真新しさはないにしても、作品としてちゃんと筋の通った良い映画。内容は予告編の通り。
痛い、寒い、辛い、苦しい、でも生きる！！！
デカプリオが、何度だって這い上がります。こいつ生命力おかしいだろってぐらい。
(余談ですがこちら、わたしお気に入りのプリオGIFです↓
http://giphy.com/gifs/friday-monday-NCPcywASJGggw)
あとは、映像がよかった。山をふうっと降りてくる紫の霧、カメラに吹きかかる生命の呼吸の「霧」
自然が無慈悲で途方もなく美しい。
あとクマ。怖っ(o_o)
「As long as you breathe, you fight」
