駆け出しの映画Lover

レヴェナント:蘇えりし者の駆け出しの映画Loverのネタバレレビュー・内容・結末

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ディカプリオ主演の映画は結構観ていて、好きなものも多いため鑑賞。この映画に関してはレオ様の美顔目的ではなく、レオ様の作品は面白い=レオ様の出演作品選びが私の趣味と一致??と思って観てみたものです。

ずっと映像は暗いですし、雰囲気もどんよりですが、なぜか開始早々引き込まれて最後まで観てしまいました。野生の熊の恐ろしさがものすごくリアルでした。
この映画では入植者とインディアンの争いがベースにありますが、アリカラ族は強く、ロシア人?と取引をしていたり、インディアンが一方的にやられる展開ではありませんでした。
色々とアメリカの歴史を調べたくなりました。バイソンのくだりは胸が痛みます。そして、頭の皮を剥ぐというのがインディアンのやり方なのかと勘違いしてしまいました。

ひとつ、序盤でなぜ馬を殺したのかが分かりません。私の中での洋画あるあるで、2回観ないと序盤の登場人物の行動がわからない(顔も名前も認識していないので)のですが、フィッツジェラルドの残忍性や合理主義的な性格の表れかと思いきや彼ではなかったし...そこだけモヤモヤします。

全く楽しいテーマでもないのに最後まで観れたのは大自然の脅威が圧巻だったからですかね

(評価基準 好きじゃない1、期待未満2、期待どおり3、期待以上4、お気に入り5)