サカ

ロビンソン漂流記のサカのレビュー・感想・評価

ロビンソン漂流記(1954年製作の映画)
5.0
むちゃくちゃおもしろかった。
逃げ出そうとする捕虜を望遠鏡で見つけた時、ロビンソンは道義心のようなものを感じて救出に向かうわけだが、助けたあと一人の人間フライデーとして接する段になると、奴隷扱いし、恐怖による支配と教化の対象にしてしまう。
まさに『見ることには愛があるが、見られることには憎悪がある』

視聴直後はラストが物足りないように感じたが、しかし、あのハッピーエンド(?)はフライデーの文明化に成功したからこそだと思えば恐ろしい。
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