のん

くちびるに歌をののんのレビュー・感想・評価

くちびるに歌を(2015年製作の映画)
2.9
美人ピアニストが地元である長崎の離島の中学に臨時教師として赴任し、合唱部を受け持つことに。しかし彼女は生徒に対して冷たく、ピアノも弾かない。

「生きる意味とは」がテーマのように感じた。それ故、登場人物が抱える事情は少しヘビー。しかし合唱の爽やかさもあって鑑賞後はホロっとなる。
完全に個人的なことだけど、この作品は、島・合唱・中学生という私の苦手なものが詰まった内容なので、なんとなくひねくれた気持ちで観てしまうところがあったようにも思う(中学生を見ていると無邪気や正義感ほどの邪気や悪はないと思う)
しかし、ラストの合唱は素敵だった。泣かせにきていることが分かるけど、あの声とメロディー、歌詞はグッとくるものがあった。

2015-134
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