オーウェン

デビルズ・ノットのオーウェンのレビュー・感想・評価

デビルズ・ノット(2013年製作の映画)
2.9
実話ということ。後味が悪いことは知っていたが、事件の概要がまず解決していないこと。
そこに対してある種の結末を持ってくるのだから、これは賛否両論になるのは必至。

「ゾディアック」もそうだったが、真犯人が判明していないという点ではいかにしてサスペンスを生むのかは監督の演出次第となる。
アトム・エゴヤンは被害者だったり加害者だったりで、似た作品も手掛けている。

結局警察の横暴や裁判の窮屈さが前に出ているだけに終始しているのは物足りない。
裁判の是非だけでなく、終盤のモノローグのところまで映像化した方がより感情移入できるのかもしれない。
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