2015.0518
残酷な運命に逆らえないやりきれなさが
たんたんと描かれていて酷な作品でした。
処刑される人々が秩序を守り
他人に対する優しさや愛を持って
自分を待つ運命を受け入れるところには
平和な世界に生きる人間として
こみあげるものがありました。
なんとしてでも処刑を回避したい
ドイツ侵略下のフランス軍幹部達は
とても辛そうで観ていて苦しかったです。
常に人道的で他人を思いやる両者の
人としての偉大さがよく描かれていました。
最近映画の趣味が変わりつつあるけれど
史実に基づいたホロコース作品はみなきゃ。