いやーいい映画。
同じ虹彩を持つ者同士の繋がり–魂の繋がり–を、目の研究をしている主人公の人生に寄り添って描く感動作。
瑞々しいまでのラブストーリー、サイエンス、スピリチュアル…そういった一つ一つの要素がまあうまい具合に絡み合っていて。研ぎ澄まされていて。
この世界には奇跡があり、失うこと(死ぬこと)が全てじゃない。その先でも、きっとまた君に会える。
鑑賞後は、なんだか人生そのものがちょっとだけいいものになったような、なんだなそんな気持ちにさせられました。こんな死生観を持って生きていきたい。観てよかった。
"ビッグバンが起こり
宇宙のすべては 一点から外へと爆発した
僕と君の原子も かつては一緒にいて
この137億年の間に
何度も出会っていたかも
僕の原子は いつだって 君の原子を知っていた
僕の原子は 君の原子を愛していた''