福福吉吉

トリハダ 劇場版2の福福吉吉のレビュー・感想・評価

トリハダ 劇場版2(2014年製作の映画)
3.0
山内しおりはポストに「三浦玲子」あてのラブレターが入っていたが、構わずに読んで捨てていた。そのラブレターは毎日続き、遂には山内の部屋の扉にまで何者かが現れるようになり、ラブレターの宛名も「山内しおり」になっていた。

上記のストーリーを中心にショートストーリーを6作オムニバス方式でまとめられた作品。
(1)コンビニで傘を間違えてしまった女性の話
(2)ラブホテルでコスプレ衣装を着る話
(3)コインランドリーで謎の電話を受ける男の話
(4)女子高生同士の好き嫌いの話
(5)人気キャバ嬢と運転手の話
(6)女性の忘れたスマホを盗む男の話

前作を以前に観て面白かったので鑑賞しました。
「お化けより人間の方が怖い」というテーマで人の醜い面や少しの間違いで予期せぬ結末を迎える話が揃っており、山内しおりの話以外、すぐに終わるので観やすいと思います。

(1)の話のオチが突拍子も無くて笑ってしまいました。予想外すぎてびっくりしました。
また、(6)の話の男がクズ過ぎて面白かったです。可愛い女性のスマホだからといって、盗む理由になっていないです。

それぞれしっかりオチをつけているのでそれなりに面白く感じました。山内しおりのストーリーも少しずつ嫌な方向へ加速していって良かったと思います。

普通に面白かったと思います。なぜかこのシリーズは好きです。

鑑賞日:2023年7月7日
鑑賞方法:Amazon Prime Video
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