“昔から 喜びと苦悩がある。故に君を愛する”
寒いと言えばマフラー、上着をかけてくれるロマンチストイケメンは監督の息子。
ジェラシーというタイトル、全編モノクロでスタイリッシュな映像だけど、内容は意外とまめまめしかったなぁというのが感想。
短い映画ながら、人生、愛、結婚生活、男女関係についてシンプルにまとまっている。
男は夢を追って、最後の愛だと女に漏らす。
女は夢を諦め、狭いままの部屋に愚痴をこぼす。
ジェラシー、閉鎖的な部屋の中、通わない男女の思惑。
自由万歳!と言い、面倒くさいとこぼしつつもピーナッツを食べさせてあげる少女こそがどの大人よりもしなやかに、人生を謳歌しているのだった。