このレビューはネタバレを含みます
信じてるものが踏みにじられる苦しさ。
まるで犯罪者のように隠れて暮らす鬱屈さ。
そこに求められる「救い」
自分が終わる時。
信じていたものを失った時。
棄教した師(信じていた人)を見た時
信じているものが何もなしてくれず、何も言葉をかけてくれなかった時(沈黙)
転ぶ=落ちる
人生では転び、落ちることもある。
心ではそう思ってなくても、建前上、棄教しなければならないときもある。
でも、ラストシーンで見た主人公の姿。
心の奥底までは支配されない。
そこに信じるものと、平和をつくれるのは自分次第。