どうしてこんな苦難ばかり続くのか、試練をお与えになるのか。でもどうせサイレントなんでしょと思ったら、後半で2度語りかけてくれて驚いた。
「踏むがよい」それから「沈黙していたのではない。お前と一緒に苦…
冒頭の虫の声 日本人には虫の声だが欧米の人にはノイズにしか聞こえないらしい
宗教と歴史についての知識が無さすぎて完全に楽しみきれなかった印象
クワイガンジンとカイロレンとスパイダーマン
浅野忠…
「信仰」というものの真理を、あまりにも深く鋭く描いた作品だと思った
言葉にするのが難しい。
イタリア系アメリカ人のマーティン・スコセッシ監督は、一体どうやって、遠藤周作の原作をここまでの解像度で理…
興味深い話、というか考え方が終盤にあった。それは日本人はなにを信じているか。
その答えと歪曲して伝わったキリスト教によって、自分がしてきたことの無力感を痛感する主人公。
日本人は人や物に魂が宿るとさ…
日本人のキリスト教徒への弾圧を描くと同時に、宣教師がキリスト教のみを正しい宗教として仏教を見下すような態度も描写されていて、どちらかが100%悪という感じでは無かった
既に棄教した信徒を拷問にかけて…
深い河の大津、死海のほとりの私など、遠藤周作の小説においては、救いに対する疑問を起点に、自分なりのキリスト教観的なものを模索する(神と主を分けている?)ということが特徴的だと思う。
その点で言うと、…
原作がかなり良かったため、期待して鑑賞。
海での処刑シーンは原作で最も好きなシーンだったが、かなり省略されていた。原作での真っ暗真っ黒な夜空と海の描写が優美かつ残酷で大好きだったし、主人公の内面を表…
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