tulpen

沈黙ーサイレンスーのtulpenのレビュー・感想・評価

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)
4.0
162分の長尺にひるまず見るべし。
蝉の鳴き声に始まり
海と風の音でのエンドロールまで
音楽のほとんどない静けさの中
沈黙の意味を噛み締めた。

顔が歪むほどの拷問の数々。
思い出すだけでもおぞましい。
宣教師フェレイラがリーアム・ニーソンかぁ…と思っていたが
ダニエル・デイ=ルイスがあの拷問に晒されたら転んで!転んで〜!ときっと叫んでいただろう。

ところで、ここから先は独り言です。
この映画を観た時、チケットを買う際に 通路側の2人座席の端の席を取った。
7段くらいある席は2列目が埋まっていただけだったので隣りに荷物を置き ゆったり見ることが出来ると思っていました。
なんせ160分 重たいコートやがさばる荷物に煩わされるのはイヤだったからね。
しかし、トイレをすませて席に着こうとすると、その列の通路側(隣りの席)に50代後半の女性が座っていました。
あれれ?
F列?
なんで隣りに?
わざわざ?
D列もE列もG列もH列も空いてるのに…。

あたしが座るのを躊躇していると
その人は「あたしはFです。ここはFでいいんですよね?」と自信満々。
「いいんですよ」と言い 一列前のE席に座った。
映画が始まっても その他の2人座席には人が来ることはなかった。

どうして 誰かが座っているとわかっている隣りの席を選ぶのか?
それには何か理由があるのか?
隣りの席に人がいるのは大キライで、出来れば半径1メートル以内は空席状態が最高w
真ん中の誰もが観やすい席に座る気は毛頭なく なるべく密度の少ない場所を選んでいてもこういうことがあるから悩ましい。。。

座席ジプシー上等!


静岡シネシティザートにて。
2017.1/27 (3) 通算1441
tulpen

tulpen