おいも

沈黙ーサイレンスーのおいものレビュー・感想・評価

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)
5.0
平日の夜にこんなにも胸がしめつけられることになるとは……
信仰に対しての様々な立場からの主義主張のぶつけあいが延々続く。議論が白熱、練度を増すごとに主人公同様自分も追い詰められる。今まででの人生でこんなにも信仰に関する考え方が揺らいだことがない。手塚治虫版・漫画旧約聖書よりもディープインパクトである。
とりわけ良かったのは、言葉の齟齬が意識的に入れられていることで英語で話すことの違和感がなくなっていることと、スコセッシは日本らしい映像を撮るのがうまいなってところ。
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