前半ちょろっと寝てもた。
カイロレンがクワイガンジンを探しに行く過酷な旅とか、ふざけるには重すぎる話。
宗教によるテロが起こる現代と重なるものを感じた。
弾圧すること、信仰を貫いて死ぬこと。神が存在するならばなぜこのようなことが起きるのか?その問いかけに神は沈黙するだけである。
繰り返される拷問と目の前に起きる矛盾に葛藤し苦しむ。
重い重すぎる。
片桐はいりには爆笑したけど。
信仰とは形だけではなく心にあるもの。
決して死を選んではいけない、過酷な状況でも生きるためにあるものだ。
と、生きる惨さを痛感する作品だった。
元々時代劇が苦手な分野かつ宗教の話もピンとこないので、寝てしまう失態をおかしてしまったが、スコセッシの撮る畳とひぐらしの鳴き声が美しく、またたくさんの日本の役者さんが自然に演技をしていたので、ヘンテコジャパン映画ではなかったのが良かった。
ただ、一言だけ言いたいのは
キチジローまじ勘弁w