RINA

沈黙ーサイレンスーのRINAのレビュー・感想・評価

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)
3.5
キリスト教徒というだけで信仰を捨てないか、捨てるもしくは隠すことを問われた時代があった。
それはそのまま生きるか死ぬかの選択を迫られていることであり、そういう時代があったのだと突きつけられ、ただただそのことに打ち拉がれてしまった。

日本へ来た宣教師の中にも生きるために仏教へと改宗せざるを得なかった者、そして反対にキリスト教の教えを全うし死を選んだ者がいた。
一人のキリスト教徒としてどちらが正しいのかは明白だが、一人の人間としてはどうなのか。
常にその選択を問い続ける作品だった。
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