原作を読まず、キリスト教についてもクリスマス程度しか知らず、さらに大学受験程度のキリスト教伝来史の知識で鑑賞したことを後悔。後悔。告悔します!
薄っぺらな感想しか湧いてこなかった。
例えば、ご奉行どころか介錯人や門番まで英語ペラペラ過ぎやろ!とか、ハイでたぁ!一発スッキリ斬首ぅ、沖田総司()でもあんなスッパリ切れねーぞとか。カメラワークも音楽もハリウッディだなとかとか。あぁ憐れなり。
スコアは主人公のイケメンさと、浅野忠信の恐ろしさが素敵だったからコレ。
これからこの映画を観るのなら。
映画鑑賞において、例えばカメラワークや裏方事情・監督俳優への知識など、「映画評論」的視座をもっておらず、実にこの映画のストーリーを感情に惑わされず鑑賞したいと願うならば、キリスト教伝来の知識や原作者遠藤周作に関する知識を有する事は非常に有意義だと思う。
知識がなければ惑わされるだけ、なんて残酷な映画なの。