シネマドリンク

沈黙ーサイレンスーのシネマドリンクのレビュー・感想・評価

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)
4.2
沈黙 サイレンス

日本🇯🇵1633年頃。
徳川家光時代に鎖国を打ち出し、日本の脅威になってきたキリシタン狩りが強くなる。
(キリシタンは斬首か熱湯の拷問で殺されていた時代)


1640年日本の五島列島。
日本にキリスト教を広める為に来ていた神父が神父をやめてしまった噂を聞き従順な教え子二人が日本に神父を探しに行く。

案内人に選ばれた呑んだくれ日本人を案内人にし、密入国する。着いた所は隠れキリシタン達が貧困生活でひっそり暮らす島だった。

徳川幕府の異教を無くす法律でキリシタン達は拷問や処刑される為に周囲から逃げ生活していた。(密告者には懸賞金も出る為、人も信用できない状態)

主人公が日本で見たものは?
神とは何か?どこにいるのか?
この時代の日本を外国人の目線で描く!




◉84C点。結構私は好きな映画になりました。

◉色々考えさせられる。
★彡宗教の事はあまり詳しく無いが、踏み絵をしても自分の心が信じていれば、いい様な気がしてしまった。神様はそんな事では怒らないと思うのですが…どうでしょう?

◉踏み絵をすれば許される感あり!
★彡ストーリーは意外に悪役である役人達の物分りが良い事に驚いた。

★彡形式だけでも踏み絵しろ!とか、毎回踏み絵する窪塚さんなどをすぐ解放させるなどイッセーさんは、結構心広い+根本から洗脳させる怖さを見せつけられる。

◉想像させる拷問シーン!
★彡グロいシーンもありますが、基本的には想像させるキツさや辛さなど想像力でグロく見えるシーンだった様な気がしました。
★彡ちなみにPG12指定です。

◉蝉や虫ミュージック♫が◯
★彡所々のポイントで聞かせるセミの声が凄く良い。
説明できないけど凄く良い。
(2度言う!(笑))

◉長崎に今行きたい!✈️
★彡キリシタンの歴史に興味がさらに湧きました。修学旅行の時は勉強不足でしたね📖
★彡九州の修学旅行の前に必ず見せた方が良い教材かなと思いました。