凄いものを見せられた、という印象。
映画はエンターテインメントだ、歌って踊れて、グロもいいよね、たまにはおっぱいも、というような映画ファンもこれは観ないといけないのではないか。
原作者の遠藤周作、それを構想なん十年、映像化したM.スコセッシ、出演した俳優陣皆に感謝。
凄いです。としかいいようがありません。
あれだけ弱かったキチジローが最後しょっ引かれた時、横にいたパードレの虚無の表情、しびれました。
結局大事なものは宗教心の強さなのか、それとも実は人間としての弱さなのか。それを問う名シーンだと感服。