お望月さん

レクイエム 最後の銃弾のお望月さんのレビュー・感想・評価

レクイエム 最後の銃弾(2013年製作の映画)
3.8
有名な作劇法として「もしその場面が、急に出現したヘリコプターがガトリングガンを乱射してその場にいる人を皆殺しにする展開より面白くないのであれば、その展開を考え直した方が良い」という、いわゆる《サプライズガトリングヘリコプター理論》というものがありますが、その自問自答に対して「わかりました!」と、実際にヘリコプターをぶち込んできたものが本作であります。しかも二機きます。大盛りです。タイなので多めにワニも出ます。

硬派で身を食むような展開から、ダイナミックに跳躍した本作は、挿入歌の雄大さやエンディングテーマの美しさも相まって、優れた作品となりました。すばらしい!