このレビューはネタバレを含みます
セクシャルにワイドな時間
別に全部理解しなくてもよくない?
と思った。シーンが変わり(そもそもシーンという枠がこの映画にあるのかわからんが)、会話の途中から始まる場面が多々あったりするので、それくらい開き直れるくらいに映像に余白がある。
けどこの4人+ケイトブランシェットじゃないと観てられなかったかも。画角や被写体、映る物体が美しいからこそ成立する色気なのかな。
俳優には自由に芝居してもらって、監督が自由に時間を切り取ってるんかなってくらい自由。いきなり登場人物のPOVになったりするし遠くに人置いて縦に見切れさせたり。
マイケルファスベンダーのドアップ横顔がめっちゃユアンマクレガーだった。
ゴズリングがルーニーマーラの髪の毛に毛虫乗っけてそいつがどんどん頭のてっぺんの方に登ってっちゃった時のマーラ姉さんのリアクションがリアルだった。すき。