作家の残した物語が、
映画としてどんなストーリーなのか、そんなイメージで楽しみにしていました。
作家というのが私にはツボなので。
そんな期待値上げての鑑賞だったので、ちょっと終わってもポカーンな感じでした。
特にラストの展開がよくわからない。
同じ女性だけど、ヒロイン、ケイティ、娘の心の傷が解らない。
映画館を出たときは☆２個。
期待外れ・・
小説家のパパ、ジェイクはそりゃ娘を愛していたでしょうとも。
ママとの口論で交通事故を起こし、娘と自分が生き残った。
娘からママを奪った負い目もあるし・・
そうじゃなくても親は無条件に娘を愛する。特にパパは溺愛するでしょう。
幼少時代のケイティと成人した大人のケイティ、
パパと過ごした時間と同時進行で映画は時代が交差します。
大人になったケイティは、夜な夜な男を求めて毎夜違う男子セックスする。
人を愛する気持ちが分からない。
でも、
ひと時刹那的な肌の暖かさを求めて心の隙間を埋める・・
また、寂しくなり心の隙間を埋める。
その衝動は分からないこともないけど、愛する人が現れて、それでもその衝動が起こるのは分からない。
ふ～～ん・・で終わってしまう映画もありけど、何かが心に引っかかる。
繰り返しテーマ曲のように流れるＣlose to you
ラスト、この曲が流れるとヒロイン、ケイティが泣き崩れる。
男について行こうとするけど、止めて泣き崩れるシーンが、何か心の傷に触れる。。
「あなたの傍にいたい・・」と繰り返し流れるこの曲が
娘ケイティの、幼くして母と父を無くした心の喪失感、両親に抱きしめてもらえる時間が少なかったことへの心の隙間なのか・・
昨日は☆２個、
今日は３個になってます。。
何かが、切り捨てるにはひっか狩る、、と、他の人のレヴュー観てみました。
☆１個とか２個とか、
そうかと思うと☆５個付けている人もいる。
３個の人が少ない。
ここまで賛否分かれる作品も珍しい。
置かれた状況とか、その時の感情で見る人に響くかどうか、分かれてしまうのかも。
とってもいい作品と言っていいのか・・数日経ってみると私の評価も変わるかも。
