お父さん系映画ガチ勢から言わせれば、
ラッセル・クロウが父親役の作品にハズレ無し。
娘役もアマンダ・セイフライドという、かつてのレ・ミゼラブルのコゼット役だから、そもそもキャスティングが完璧。
てか、2人ともレミゼ出てるし、内容含め実質の現代版レミゼ。
父の心理も娘の心理もすげぇ共感できる。
でも淡々と進行する2つの日常の交差と綺麗な対比構造、これがわかんない人にはつまらない映画かも。
特に、娘役がケアしてた子供が旅立つシーン、あそこで初めて娘は父親の当時の心境を完璧に理解したという描写になるはず。
そして、その気づきによって、ずっと探し続けていた自分の中の愛を直視できたという……マジで美しすぎて涙無しには語れないわ……。
これがつまらなく感じる人の大多数は、童貞もしくは女の敵の女で占められると考えられる。それだけ共感できる人は共感できるしっかりとしたストーリーになってるはずよ。