Rikuto

パパが遺した物語のRikutoのレビュー・感想・評価

パパが遺した物語(2015年製作の映画)
3.6
2016年197本目

暖かい話だった。大人のケイティにすごく共感する部分があって、他人事ではないような感じがしながら観た。作家としての父と心理学者としての娘が交互に展開されていくのが良い方法だと思った。落ちぶれたと言っていいのだろうか、お金もないし病気も治らないけどそれでも娘と幸せに過ごす。すっごく美しい光景だと思う。なによりケイティの心の成長が肝。父のファンだという男の出現ですごく変わってゆく。1人大きな存在が現れるだけで人はこうも変われるんだと思った。
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