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パパが遺した物語のnhohのネタバレレビュー・内容・結末

パパが遺した物語(2015年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

子供の頃、事故で母親を亡くした女の子。
運転していた父親はショックから精神病に入院することになり、親戚の家でお世話になる。

父親は作家だったが戻ってきて、破産したり、大変な思いをしながらも、溺愛する娘のために本を書き続ける。

父と娘という本を書き終えた父は発作で倒れ頭を打って亡くなってしまうが、本は大ヒット。

成長した娘は、大学院で心理学を学び、同じやわうに心に傷を負った子供のケアをしたりしていたが、自らはトラウマから人を愛することができず、セックスだけの関係で心の隙間を埋めていた。

そんな時に、父親のファンという男性と恋に落ち、付き合うが、失うのが怖くて、自ら相手を傷つける行為をして振られてしまう。

最後は、彼の元を訪れ、愛していること、彼なしでは生きれないことを告げることができ、ハッピーエンド。

父親の愛、愛する人を幼い頃に失い続けた子の愛することへの恐れ、失うことの恐れ、それを受け入れる彼。切ないけど素敵な作品だった。
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