ちはな

チャイルド44 森に消えた子供たちのちはなのレビュー・感想・評価

3.3
『楽園に殺人は存在しない』

スターリンの「殺人は、資本主義の病である」という言葉を受けて 事故死として扱われていた連続児童殺害事件がメインかと思いきや この問題は意外と簡単に犯人特定出来ちゃうんだなぁ
それ以外のMGB(ソ連国家保安省)の理不尽な内情やら夫婦の問題の方が比重が高いような

MGBの捜査官レオと教師のライーサ夫婦
初めの方は妻の冷めた感じからして仮面夫婦と思いきや 事件解決の為 行動を共にするうち 信頼し合い互いを助け合い絆が深まっていく
その過程で 奥さんが見かけによらず まぁ 強いこと(⊙⊙) 火事場の馬鹿力でしょうか?(一番の見どころでは?)
トム・ハーディ演じるレオは 一見怖そうな人に見えるけど 作品の中では一番まともな人だったな
奥さんの事 一途に愛してるし 何よりラストに取った行動が唯一希望が持てて素敵
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