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映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)のレクのレビュー・感想・評価

2.0
映画ドラえもん35作目。
ヒーロー映画の撮影中に本物のヒーローと間違われる。
他星の消滅の危機に対して終始おふざけで通す不真面目さがヒロイズムをテーマとする本作とアンマッチ。
夢や憧れ、虚構が現実となる好みな設定ながら実につまらない。

つまらないと別に特筆すべきことがある。
それは『のび太と鉄人兵団』に並ぶ最悪の解決策。
タイムリープもののSF作品によくある選択肢の重要性を説くものでも、ハネケ監督作『ファニーゲーム』のようなメッセージ性もない。
都合の悪いことだけを取り除く、善を前提としたご都合主義でしかなかった。
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