水田わさび版ドラえもんの劇場版第10作。オリジナルストーリーとしては5作品目。
ドラえもんの道具でヒーロー映画の撮影をしていたのび太たちが、本物のヒーローと間違えられ異星人の故郷ポックル星の危機を救う戦いに巻き込まれていくというストーリー。
こちらの作品も世間の評価は少し低めだが、それほど面白くないということはなかった。ただ、映画というよりはテレビスペシャルの長めのエピソードのようなお話で、映画らしさはあまり感じられなかった。
敵との最終決戦で、のび太たちがやたら強くなっている理由もイマイチ分からなかったので、もう少し理由をハッキリさせてほしかった(気持ちの問題ではないよね?)。
よかった点としては、のび太たちの映画撮影が楽しそうだったところ、異星人をひみつ道具の作り出したものと勘違いしてロケットで飛び立つまでの流れが自然でよかったというところ。いつの間にか冒険する羽目になっているのが面白かった。
【冒険の舞台】
ポックル星
【キーになるひみつ道具】
グレードアップライト