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映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)のぐりのレビュー・感想・評価

3.7
映画ドラえもんシリーズ35作目!今回はのび太たちがスーパーヒーローになって宇宙海賊に立ち向かうという、良くも悪くも何の捻りもない王道ストーリー!(笑)世代なはずなのにコレは初見でした!今回は割と子供向けに振り切っていて、既視感しか感じなかったけど、私は普通に好きだったし、普通に面白かった。映画ドラえもんならもっと面白くできたとは思うけど、軽く観るのにはこれくらいでもアリかな〜。まァ、悪く言うと普通のヒーロー番組(30分程度)レベルで平凡すぎた気もするけど😹

ジャイアンの相撲技にスネ夫のメカ攻撃、しずかちゃんの水攻撃と、ヒーローになったみんなのそれぞれの特徴を活かした攻撃技はめっちゃ良かった‼️しずかちゃんはヒーローというよりプリキュアっぽかったけど…(笑)みんなの必殺技も良かったから、欲を言えばもう少し敵とのハラハラドキドキが欲しかった…!敵のキャラデザが魅力的&強敵そうで良かったのに、割とあっさり倒されてしまっていたのがもったいなかったな…

そして、今回はやけに主人公ののび太がダメダメだったのが物凄く残念だった😮‍💨ジャイアンやスネ夫、しずかちゃんがそれぞれの特徴を活かして戦ってるのに対して、のび太はまさかのあやとり…?まァそれはいいんだけど、あやとりで作ったもので攻撃するのか‪💡‬と思ってたら一向に攻撃できず…しまいにはあやとりが網のようになって電気攻撃って…🫠いや、あやとり関係ないやんけ!前半のび太を散々カッコ悪く描いたんだから最後はカッコイイで終わらせてよ!主人公なんだぞ!って感じでした(笑)あやとりという特技を活かせないのなら最初から射撃で良かったな😮‍💨しかもその攻撃でラスボス倒されるし😹もっとのび太を主人公らしく見せてほしかったかな〜。

あと、自分たちが本物のヒーローではないとアロンに明かすシーンで、スネ夫がちょっぴり嫌なやつに描かれてたのがスネ夫好きとして少し悲しかった。あのシーンがあったことで結束力が高まったのは確かだけど、今回は言いすぎというか、スネ夫が余計なことを言ったという空気のまま終わってしまったのが残念だった。26作目の「のび太の恐竜2006」みたいな描き方だったらかなり良かったんだけどな😮‍💨

ラストはめちゃくちゃチートだった(笑)けど、バーガー監督が最後まで呑気にしずかちゃんの腕の中にいるだけじゃ何も面白くないもんね😹地味に活躍してて良かったと思います😹

PS
ドラえもん、アロンたち種族の見た目ネズミみたいなのにそこはセーフ判定なのね(笑)
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