ひろくん

ドラゴンボールZ 復活の「F」のひろくんのレビュー・感想・評価

2.0
一番面白いのは「危険の方が大きい」という理由で天津飯に連れてきてすらもらえなかったヤムチャで、一番惜しむらくはZ戦士のヤムチャが出してもらえなかったことなので実質ヤムチャの映画と言える。
戦闘シーンは映画だけあって、旧アニメのような風情はないものの立体的でドラゴンボール感のある美麗かつ迫力のあるものとなっていて楽しめた(フリーザ軍の雑大群っぷりは笑うしかないが)。しかし、今作も悟飯の雑魚さばかりを露呈させる演出問題が根強く残っていてそろそろなんとかしてあげてほしい。子供の頃は可能性の化け物だったのに…。
わざわざフリーザをFという隠語にするぐらいなのにFにフリーザ以上の意味がないのは笑えない。劇中散々悟空とベジータが協力しない、破壊神からも「協力すりゃいいのに」と言われているのってFだけにフュージョンの伏線にも十分すぎるし、「復活のF」がダブルミーニングになるからして、まあ、フリーザ相手にフュージョンなぞ使われても困るんですが、ゴジータワンパン劇場はそれはそれで見たい。
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