チャドウィックボーズマン主演、ジェームズブラウン伝記作品。
幼少期から晩年までの彼の人生、順番に見る感じではなく、時系列はかなり前後するが混沌としていてよき。
内容の多くが彼のライブシーンとなっており音楽映画としても見応えあり。ジェームズブラウンのライブパフォーマンスのクオリティの高さが伺える。
またドラマ性としては両親やバンドメンバー、妻などとの確執が要所要所に挟まれ、ジェームズブラウン本人の苦悩が見られるシーンも多々あり。やはり成功の陰には多大な問題が発生するのだなと感じた。問題の原因はほとんどが彼の性格や衝動なのは、人間らしさが感じられる。
チャドウィックボーズマンの演技として、やはり話し方というかイントネーションがうまく、ジェームズブラウンらしさが見られて良かったです。
