現在公開中のアクション映画
『ガンパウダー・ミルクシェイク』
のナヴォット・パプシャド監督作ということで予習として鑑賞。
"タランティーノ大絶賛"
これはタランティーノファンとしても観ないといけない!!(使命感)
結論を先に言うと、面白かったです。
ただとても変な映画でした。
少女強姦殺人事件の容疑者を拷問する
という復讐映画が、こんな内容なのにも関わらず、ユーモア満載のブラック・コメディ映画です。もし本作の監督がパク・チャヌクやイーライ・ロス、なんならサム・ペキンパーだったら、物凄い胸糞トーチャー映画になっていたと思います。
ただ肝心の拷問シーンが少し物足りない… やってることはエグいんですけど、全然痛さが伝わってこない……
それはなぜかと言うと、
これは映画好きの友人や同じ感想の人の意見になりますが、拷問を受ける容疑者を演じるロテム・ケイナンの演技がワンパターンだからです。ハンマーで指を叩き潰されても、足の爪を剥がされても、バーナーで胸を焼かれても、毎回同じリアクションだからだと思います。
この人の演技が今ひとつなので、
少し物足りない… というのが正直な意見。
悪くはなかったですが、
"タランティーノが絶賛"
これでハードルがかなり上がってしまったのも問題の一つだと思います……
ちなみに本作の監督の1人である、
アハロン・ケシャレス。この方の最新作『South of Heaven』がとても面白そうなので期待しています。