瑞々しく煌めくひかりのような映画だった。制服の青いストライプのTシャツがかわいくて爽やか。レオのことをとてもよく知るジョヴァンナも新しい世界を見せてくれるガブリエルもふたりともレオにとって大切でかけがえのない存在なんだろう。
恋か友情か狭間の感情で揺れ動くなか、急にやってきたガブリエルにレオを取られた寂しさやちょっとした苛立ちを覚えるジョヴァンナ。彼女にとても共感した。どっちかではなくふたりともがレオに必要で素敵な3人だった。レオには留学に行ってもっともっと新しい世界に触れてほしい。
そして、音楽がとても良かった。まさかここでアルヴォ・ペルトのSpiegel im Spiegelが聴けるとは。有名な曲だけどこの映画とレオと合っていてよかった。
