2015.08.29 劇場
※原作本未読のため点数は(仮)
これは強烈。
結構なグロ耐性が必要。
単に臓物や血がてんこ盛りなだけではなく、極限状態における人間の本性と共に描写されるため、何というか余裕が無い。
単なる記号としての死ではなく本当に重い。
フィリピンの美しい大自然との対比描写がまた鮮烈過ぎて...
もう観たくない。
あそこには行きたくない。
そう思わせた時点で反戦映画として大成功しているのでは。
反戦をお題目にしながらも、美談・英雄譚にしてしまう様な作品とは一線を画す、強烈な作品。
敗戦国であるにも関わらずこれが自主制作でないと上映出来ないこの国の現実...
色々複雑な気分になると共に、監督の覚悟と活動に敬服です。