このレビューはネタバレを含みます
妻を事故で亡くした夫が
妻の死に対して全く悲しめず
妻を愛していたのかさえ
わからなくなり
全てを壊して
自分を見つめ直すお話。
義父がアドバイスとして
｢まず分解してみる事だ｣
｢心の修復とは、自動車を修理するようなもの｣
くまなく調べてそして
組み立て直すと！
このアドバイスを受け
主人公デイヴィスは
色んな物をぶち壊すんですね！
勿論
元には戻せないんですけどね。
全く妻に対する
感情が分からないまま
家までぶっ壊して
何も変わらない
サイコな部分も
あるんでしょうね(笑)
てかサイコですよね？
そこは掘り下げてない
感じだけど(笑)
妻への感情が
分からないまま
ダメ押しに
1年前の妻の妊娠に気付き
義母に別の男の子供と
聞かされる。
感情的には
だからやっぱり
そんな妻を愛して無かった
って思いが混み上がりますよね！
そして妻の墓参り後
車に乗り込んで
落ちているメモを発見
そこには
｢雨の日は会えない、晴れた日は君を想う｣と
このメモを切っ掛けに
冷蔵庫の修理を頼むメモや
部分部分の妻を思い出し号泣
自身が妻を愛してた事に
気づいたんですね！
ちなみに｢雨の日は会えない、晴れた日は君を想う｣
ってメモは
いい日は(晴)メモに気付いて
私の事を想ってくれる
良くない日は(雨)
メモに目もくれず
私の事を考えて貰えない
(会えない)
って事だと思います。
基本デイヴィスは
無関心であまりマメな
タイプでないので
妻は普段からメモ書きで
用事(気持ち)を伝える
習慣になってたんです！
全てをを破壊し
クリアになって
あの車のメモを切っ掛けに
妻の愛情に気づいて感じ
自分自身の妻への愛情を
思い出したんですね！
妻は無関心な夫に
一生懸命メモ書きで
自分の声を伝えていたんです！
そのメモ書きが
愛その物なんです！
そして義父に頼み
奨学金よりも
妻との思い出の
メリーゴーランドを
復活さしたかったんです！
何よりも妻を
愛した気持ちの
証明ですよね！
色々破壊し
やっと唯一
修復出来たんです。
彼のお陰で
15才の少年も
ど偉い破壊マニアに
育ちました！感動です(笑)
