法月

雨の日は会えない、晴れた日は君を想うの法月のレビュー・感想・評価

4.0
夫婦なんて長い間一緒に暮らしてれば、お互い空気みたいなものになる。愛してる愛してない?なんて、日頃、考えもしない。
そんなことより問題は「今日の晩ごはん、なに?」だったりして。

失ってから初めてわかる、無くしたものの存在の大きさ。
そして(あれ?オレって嫁さんのこと、なんにも知らなかったじゃん!)感。わかるわぁー( ̄д ̄).......
心にぽっかり空いた穴の大きさに狼狽えてデモリションマン!
バカだなディヴィス、本当にバカだな。
他人事だと思えんな(T_T)
(いえ、自分の場合は死別ではないんですけどね(^-^; 離婚経験者にもこの映画、けっこう刺さると思います。)


最後にちょっとネタバレです。
改行します。












「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」
観終わってからもこの邦題の意味がいまいち理解できず。
恥ずかしながらネタバレ・サイト見て、ようやく理解できました。
自動車のサンバイザーに挟んであった亡き妻のメモ。
「雨の日はサンバイザーを使わないから、このメモには気付かないでしょう。けど、晴れた日、メモに気づいた時ぐらい、私のことを思ってね」

そんなメッセージだったんですね(@_@)
改めて泣けました。
法月

法月