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雨の日は会えない、晴れた日は君を想うのhimuのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ジェイクギレンホーク
ナオミワッツ
しっとりとゆっくりとした、どこか悲しい映画を観るのに、衝撃が大き過ぎると苦手。

このお二人が出演される映画は何本かしか観ていないけれど、何となく良い気分で観終える事が出来るように思う。

そういう意味で、あまり派手でなくて、目立たない所はあるかもしれないけれど、本当に演技が素晴らしいのだと思う。
個人的には、二人の顔も魅力的だと感じるので、至れり尽くせり。

原題はDEMOLITION(破壊)
原題より邦題の方が好きかな。
両方知ってるのが、良いか。

元々、邦題の
雨の日は会えない、晴れた日は君を想う
というタイトルと、素敵なポスター写真が気になって、映画館で観よう観ようと思ってて観れなかった。
けれど、今の心境に合ってるので、結果的に今、今日観て良かったなと思う。


妻に対する感情を見失ってしまって、
色んな事をする話。
色々している内に、衝撃的な事実を知っていく。
そしてようやく、溢れるように感情が出てくる。

お酒を呑みながら、ゆったりと観てるのが良い映画でした。




以下ネタバレ



英語が苦手で、水漏れの目もが雨の日はのタイトルにどうなったのかが理解出来なかった。
インターネットで調べる。

子供と接してる時のジェイクは、人が変わる。これは休みに入って段々変わっていったからか、元々なのか。

養父と最後に和解する所が良かった。

途中に何度も出てくる人混みを歩いてるシーン、実は色んな意味が込められてそうだけど、理解出来てない。
周りの人達が、巻き戻しの所とか特に。

尾行されてた車は何だったか。

過去の回想と現実が入り乱れる演出は良かった。
どっちだろう、と思いながら観てた。

最後に、ナオミワッツと会うシーンがあれば良かった。

奥さんの性格がよく分からなかった。
それは、主人公目線だったからかもしれない。
亡くなってから、浮気と浮気相手との妊娠の話を聞いたら、ショックだろうと思う。
だけどこの映画では、その話があって映画の流れが一気に変わった。
その辺りが、凄い映画だと思う。

こうだろう、という想像のひっくり返し方が凄いと思った。




点数は、あまり高くないけれど、良い映画だった。


話は逸れるけれど、個人的には、
ジェイクギレンホークは、ミッション6ミニッツ
ナオミワッツは、21g
の印象が強い。
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