42car

雨の日は会えない、晴れた日は君を想うの42carのレビュー・感想・評価

3.7
パッケージとタイトルからは想像できないくらいギャグ要素も多かったんですけど、調べてみたら原題は「demolition」だし、パッケージはターミネーターをすんごくふざけさせたようなヤツでそっちならば納得だったなあと思いました。
邦題の悪いところ出ちゃった系ですね。


破壊と再生の話。事故で妻を亡くしたのにも関わらず、主人公は悲しみを感じることがなかった。仕事にもすぐに復帰し、今まで通りの日常を送る。しかし、何かが引っかかる。どうでもいい物の構造が気になったりする。水漏れする冷蔵庫を分解してみる。空港を行き交う人々のキャリーケースの中身が気になりぶちまけたくなる。軋むトイレのドアを分解してみたくなる。初めはこれまで通りの様に過ごせていた日常が、歯車が欠けたかのように、段々とおかしくなっていき、遂には妻と住んでいた家を破壊しようとする。

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