ふみ

雨の日は会えない、晴れた日は君を想うのふみのレビュー・感想・評価

3.9
パッケージのジェイクギレンホールの表情が印象的で、ずっと気になっていた作品。
当たり前の生活の積み重ねてきた主人公が、妻の死をきっかけに『こころ』が失われたと気づく。自分自身のこと、妻のことを知るために破壊を繰り返す様は狂気すら帯びているけれど、あれも正常な悲嘆のプロセスなんだろうと感じた。
破壊を繰り返してからのラストシーン、怒りや悲しみが昇華された清々しい笑顔が印象的。

2018.10
ふみ

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