このレビューはネタバレを含みます
優しい映画だと思った
人にはみんなその人なりの立ち直り方みたいなものがあって、今回の場合は破壊すること
自分の感情がよく分からないとか、感情への向き合い方がわからなくなるときって人生の中で稀にあることだと思うけど、そんな時に全部壊して最初からやり直したいと思う気持ちはすごく理解できた
物を壊して、少年と交流したりするうちに少しずつ人間らしさが戻ってくる表現が面白かった
グレーの映像がだんだんカラーになるみたいだった
最後の走る少年達を主人公が追い抜かす場面は思わず涙がこぼれた