このレビューはネタバレを含みます
破壊と再生
妻を亡くしても涙は出ないし悲しくもないだけどどこか違う、何かが違う、何も無いわけがない、何故なら妻の姿がフラッシュバックして出てくるから彼は愛していない訳ではなかった、ただ愛してるという自覚が無かっただけ、そしてそれに気づくのが遅かっただけ。たったそれだけ。
音楽がめちゃくちゃ良いし
シーン一つ一つが凄く綺麗だった
ジェイク・ギレンホールの演技も凄く良かったし、その演技から伝わる無感覚、そして喪失感、凄く良かった
街中で踊るシーンもまるで彼がエリート銀行員という自分を壊し本当の自分を解放したかのような高揚感が凄く伝わってきた
