このレビューはネタバレを含みます
3回くらい観ないと多分理解できない映画
“If everything in the film is a metaphor, then nothing is a metaphor”
っていう考察見つけてあー。ってなった
現実と妄想の境目が分からないし、拾えるメッセージが多すぎる
物事の本質を見抜くことについての話なのかな、?
Davisはエスカレートしていく破壊行為を繰り返しても、それを「理解」することができなかったけどJuliaの浮気を知って初めてJuliaっていう人間がどんなだったかを理解して立ち直った。
Karenは息子との関係性に悩んでて麻薬や自分に好意を向けてくれてる男性に頼ってたけど息子がゲイだということでリンチされて初めて息子のことを知って親子愛を取り戻した。
PhilはJuliaは欠点のない子だという思い込みが強かったから奨学金制度でほころびが出てその的の射てなさというか、娘を見抜けてないところが表れてる。
ラストシーンでJulia carouselが出てきたときはもう脚本家天才としか言いようが無かったですね。
大人になっても子供の頃から一貫して変わらないもの、人間としての本質は永遠というmetaphorなんですかね…
とりあえず日本語のタイトルどうにかしてほしいです!!