soto

雨の日は会えない、晴れた日は君を想うのsotoのレビュー・感想・評価

4.6
妻を失った夫の自己再生と弔いの話。妻の死に対する感情を初めて言葉で発したのは終盤にさしかかった、起承転結で言えば結の部分。それから自分の求める答えを見つけ行動に起こすことができた。
人を思う気持ちと、それに対する行動の比率ってこれが自然だって感じた。彼は確かに他人とはズレているけれど、それは歪みではなくて、自分自身が自分の中にある感情の本質に気付けることに意味があると感じた。
妻の死に涙を流せないが、確実に心は壊れていってる。頭で考えてることと心が繋がらない。凄くリアルだよね。それを見せてくれたジェイクの演技が本当に好き。
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