仕事も結婚も簡単に掴んだから
心の中の組み立てが疎かで不安定なまま
いちばん重要で面倒なことをなおざりに過ごし
その埋もれていた大きな土台のひとつが消えた時
視界に入る物の見え方が今までと違う落ち着かない感じ。
落ち着かないから見えない隠されたものを並べて見て安心したい静と
その先にある溢れ出る破壊衝動を思うままにふるまって
自分を感じ取り戻していく
案外早く立ち直れて、愛のある人たちに見守られてるハッピーエンド。
それがなんだか全体を単純で軽い印象に変えてしまった
なんとなく喉と胸の間に何かがつっかえてるようなあとひとつ足りない感じ。