このレビューはネタバレを含みます
正直、王道な物語かと思ってた。
後半になるほど展開が読めなくなると言う予想を裏切るパターン。
カラフルな服がそのままキャラクターになったような屈託のないルー。
ルーといると、少しずつ笑顔が増えてきたウィルを見るとこっちまで嬉しくなった。
のに。涙
想像よりずっと重たい話だったし、考えさせられたけど、自分がルーの立場だったらやっぱり悲しみに暮れて、ずっと引きずってしまうだろう。
何が正しくて間違ってるとかじゃなくて、愛する人に触れられないのはただ悲しいよね。
だからと言って、苦しみの中にいるウィルの葛藤も理解できる、、
そりゃ誰だって幸せに生きていたいに決まってるもの。
ルーに出会って幸せな時間を過ごせたはずだし、、それだけに彼の苦悩は想像を絶する。
2人で幸せに生きていけるんだな、って思ってたから、悲しい気持ちになった。