このレビューはネタバレを含みます
でもこれって結局ウィルは自分の考えを覆す程にはルーを愛する事には至らなかった、という結末だよね？
お互い惹かれたし、好きだったと思う。抱きしめられないのは辛いだろう。わかる。でも、この娘ともう少し一緒にいたいとは思えなかったんだね。
まぁ死ぬ前に半年恋人ごっこして楽しかったからもういいかな！ってところ？
尊厳死ね。
死について色々な価値観あると思うし、死=絶対的に悪い事と言い切れないけれど
誰しも生きる事は楽な事ばかりではない、障害や老いなどがあったら尚更いっそ死んで楽になりたい。その方が自分の面倒を見てくれている人達もその先の人生が豊かになるんじゃないか、と考えてしまう事もあるかもしれない。
でも、私は、生きてくれて傍にいてくれてる、それだけで幸せ。
何もしてくれなくていいから傍にいてって思いを汲んで、死ぬより辛い事もたくさんあるかもしれないけれど、それでも自分を愛してくれる人達の想いに応えて生きる、そういう結末の方が良かったな。
なので涙は出ませんでした。
まぁ、日本は安楽死とか許されてないから考える機会もないから、そういう意味では良かったな
この映画を要約すると
『障害者のお世話係の仕事をしたら金持ちイケメンだった！色々あったけど長年付き合った彼よりも自分を必要としてくれてる彼といい感じになったのに、彼は死ぬことを選んだ。でも半年お世話をしたらまぁまぁな額のお金をもらえた！よし、がんばろ！』ってゆう軽い恋愛映画ってところ？
ルーはウィルの元カノについて軽口言ってたけど、ルーの彼氏からしたらルーも大概だと思ったと思うよ
