デルトロ監督の趣味全開のゴシックなビジュアルと素晴らしい音楽に魅了される作品。
予告がホラーチックであるが、内容は別にホラーではなく監督も言っているようにゴシックロマンスである。幽霊は出てくるし、ちょっと怖いけど悪い奴らではない。自分はこの言葉があまり好きではないのだがこれもまた「本当にこわいのは人間である」という内容である。前述の通り、完成された世界観にうっとりさせられて満足、それでいいのである。
我々のような男は「あっ、ロキだ!」と脊髄反射でなってしまうのだが、トムヒファンの女性方も沢山いらっしゃるようで…彼の綺麗なお尻に目を奪われた方も多いのでは。